歴史をまなぶ

「ふるさとを知る」講座を開講します 2020/08/25

飯島町生涯学習センター講座として、「ふるさとを知る」講座を開講します。 長年にわたり、飯島町の文化財調査委員を務められた4名の方々を講師にお迎えし、これまでに調査してきていただいた飯島町や地域の歴史についてお聞きします。 初回は9月2日(水)19…

ジオツアーいいじま

今年度、全5回で「ジオツアーいいじま」をやっています。 町内あちらこちらを歩いて地形地質を学ぶ講座です。 これまでに3回が終了しました。 第1回は、6月20日に七久保地区を歩きました。講師は高森町の松島信幸先生。 巨石はかつて大水で流されてきたもの…

江戸の花 アサガオ

アサガオといえば江戸の花! 江戸時代後期に一大ブームが巻き起こり、庶民から武士まで広く楽しまれていたようです 写真のアサガオは「時雨絞り」の一種ですが、変化アサガオとしてはまだまだ序の口 これがアサガオ!?といったものまで登場しました 庶民の…

上棟式

本当に久しぶりに見ることができました、「上棟式(じょうとうしき)」 棟上式とかお建前とか呼ばれますが、 棟上(むねあげ)まで工事が済んだことを感謝し、無事に建物が完成することを願っておこないます 魔よけのための幣束を立てたりしますが、やりか…

コロコロお菓子?

机の上に散乱するはカラフルなグミ…?! 実は化石のレプリカ作りに使う雌型です ようやく準備が終わり、あとは当日を待つのみです 体験講座「化石のレプリカづくり」、おかげさまで満員御礼、 あっという間に定員に達しました さて、さて、どうなりますこと…

最後の椿

枝いっぱいに咲いた椿 これが最後の見納め… 日方磐神社の社務所の建て替えにあわせ 椿も立ち退きます 秋季例大祭には新しい社務所がお目見えします 実は日方磐神社の社務所は、昔分校として使われてきました さらにその前は伊那県庁の官舎だったとか 現在の…

猫神さん

飯田のほうでは桜が咲き始めたようです さて、今日から新年度スタート!! …という前振りは何だったの??というこちら 清水坂の不動の森に佇む猫神さまです 飯島で養蚕が盛んだったころ、蚕の繭を食べてしまうネズミ除けの神様として祀られたようです ピン…

椿灰

2月8日に古代の染めの体験学習を開催します 縄文時代から続く植物染料での染め 現在では「草木染」と呼ばれています 今回の体験講座では、茜(アカネ)と楊梅(ヤマモモ)を使って 絹のストールを染めます 染めるためには「媒染剤」が必要となります 媒染剤…

飯島の近代化遺産

昨日upした写真 実は本郷地区にあった製糸工場で使われていた煙突の台座と伝えられています 製糸工場は繭から糸を挽くときに大量のお湯を使います そのため「汽缶場」と呼ばれるボイラー室がありお湯を沸かしていたようです 本郷製糸の建物の配置が不明な…

これなぁに?

新着ホヤホヤ!! 撮りたての写真をUPします ついこの間まで飯島町では養蚕が盛んでした 明治から昭和の初め頃まで、飯島の各地区に製糸工場があって 多くの女工さんが働いていました その後、業務は龍水社に統合され、 製糸工場があったことも忘れられつつ…

江戸料理 完成!

出来上がった料理の数々… 左手前は胡椒ご飯、右が豆腐のすり流し 真ん中の猪口はウリの三杯酢です 早速いただきま~す♪ 和気藹々とお料理をいただきます 食事の間にも江原先生へいろいろな質問が… 終始、笑顔で対応してくださった先生、ありがとうございま…

江戸料理 けんぴん

けんぴん…?? 江戸時代のお菓子ですが、「巻餅」と書くようです クルミ、ゴマを入れた小麦粉の生地を焼いたものですが お好み焼きといいますか、濡れせんべい風といいますか 盛り付けるとこんな感じ もっちりと甘みがあり食べ応えのあるデザートです 器は朱…

江戸料理 鹿煎

今回のお品書きで??な品は「鹿煎」 周りからは「鹿煎餅」作るの?と聞かれたり 鹿煎は「しかに」と読みます しかし材料は鶏のもも肉 江戸時代、肉食はタブー しかし四足はダメでも二足はOK…ということで鳥を多く食べていたようです 鍋に煮汁の材料を入れ、…

江戸時代の料理実習!

調理台を前に真剣な面々… これから江戸時代の料理に挑戦します! お品書きは ・こしょう飯 ・豆腐のすり流し ・鹿煎 ・うりの三杯酢 ・けんぴん 聞いたことのない料理名がたくさん 中央のブラウン系のエプロンをしているのが 江戸時代の料理研究家の江原絢…

背守り

今日は五月五日 端午の節句です 写真は男の子のお宮参り用の晴れ着です 昭和のものなので、懐かしい方もいらっしゃるのではないでしょうか 着物には男の子の健やかな成長を願って 兜や矢羽など勇壮な図柄が並んでいます 後ろ身頃の背の中心にはなぜか縫い目…

郷土をまなぶ

七久保小学校3年生の皆さんは総合学習の時間を使って七久保の歴史を学んできました 地域の方々をはじめ、たくさんの皆さんからお話を聞いたようです 歴史民俗資料館 飯島陣屋や陣嶺館にも来てくれましたね♪ そんな学習の集大成が昨日ありました 慈福院の桜…

古町の青面金剛像

国道153号線より西へ入ったところに、旧道があります。 その旧道の中川村との境近くにある石造文化財です。 馬頭観音や庚申塔が祀られています。 こちらが青面金剛像です。 よーく観ると背面にお月さんとお日様が彫られています。 飯島城の写真撮影の際に出…

日曽利地区の文化財めぐり

11月3日、文化の日に恒例の文化財めぐりを開催しました。 今年は天竜川の東に位置する日曽利地区。 古くからの歴史が残り、たくさんの石造物に逢える里です。 この秋一番の冷え込みの中、中山観音堂からスタートです。 松福寺さんでは暖かいお茶を出していた…

ヤマブドウ

たわわに実ったヤマブドウ。 …といっても交配種で野生ではありません。 今話題の「ヤマソービニヨン」 縄文時代にこのヤマブドウを使ってのお酒造りがあったとか… お酒造りに使ったといわれるのが こちらの有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)です。 富士…

これなぁーに

いきなりの写真ですが… 縄文クッキー作りに使うドングリのアク抜きです。 昨年までは竈を使ってのアク抜きでしたが、 今年は「さらし」に挑戦してみました。 荒割したドングリを容器に入れ、水を替えること一週間。 その後、さらに細かくして水にさらし… 右…

二十三夜さま

飯島町北町の集会所前に建っている二十三夜塔です 寛政八年(1796)の銘があります 10月22日から11月6日まで、歴史民俗資料館・飯島陣屋での 季節展示「十三夜のお飾りと二十三夜さま」の中でも紹介しています。 「二十三夜さま」とは月待ち行事の一つで、月齢…

マテバシイ

来月におこなわれる縄文祭りに使うマテバシイ 飯島には自生していないので、少し南まで拾いに行ってきました 縄文時代はいまよりも平均気温が高かったので、 マテバシイやスダジイなども飯島の近くにあった可能性が高いようです …とある公園でのマテバシイ拾…

ドングリ!

縄文祭りに向けてどんぐり拾い。 飯島の秘密の場所にはたくさんのどんぐりが… 猿の気配を背中に感じながら、せっせと拾いました 茹でて、乾かして、また茹でて… 食べることが出来るまでたくさんの時間が必要ですが。 さて、今年の縄文クッキー美味しくでき…

縄文土器作り 2012 その3 完成!

ドドーン!と完成!! 個性的な土器が続々と… 今回の土器作り、かなり本格的に作りこんでいるものもあります 棚に並んだ土器の数々… 一ヶ月ほど乾燥の後、いよいよ焼き上げです。

縄文土器づくり 2012 その2

着々と粘土紐が積みあがっていきます。 粘土を練りこんでいるときの賑やかさはどこへやら 皆さん真剣な眼差しです 今回、大作に挑戦しているのがこちら↑ どんな土器ができるのか?! ということで次回へ続きます! ところで、皆さんの楽しそうですよね♪

縄文土器作り・2012 その1

9月8日の土曜日に第6回タイムトラベルクラブ「縄文土器をつくろう!」が開催されました。 町内外から大勢の皆さんが参加。 暑さもなんのその、熱気いっぱいで始まりました。 一番大変な土の練り込み。 土と砂を混ぜ込んでいきますが… 子供たちにとっては重労…

人形芝居復活

大正時代より飯島町本郷で人形芝居がおこなわれていました 残念ながら昭和16年ごろには途絶えてしまいましたが、 お隣の中川村横前では昭和37年まで続いていたようです。 本郷での人形芝居のとき、不足した人手を横前に依頼してきてもらったり 本郷で途絶え…

文化財めぐり

毎年11月3日・文化の日におこなわれている「文化財めぐり」 今年は飯島町日曽利地区を歩きます! 道のあちらこちらに佇む石仏様や なかなか見ることが出来ない阿弥陀さまに合えますよ 日曽利地区に残る歴史や民俗に出会える文化財めぐり 是非お越しください …

ぶらり飯島

26日に上伊那建築士会のみなさんが飯島町を訪れました。 目的は「ぶらり飯島町」 江戸幕府の役人になり飯島町を探訪しよう!とのこと 飯島陣屋を中心とした町並みをご案内しました。 飯島宿は相次ぐ火事により明治時代以前の建物はほとんど残っていません。 …

山城大好き

昨日、教育委員会へ訪ねて来た中学生。 飯島城への行き方を尋ねられました。 「…電車で行くの??」 夏休みを利用して山城めぐりをしているとのこと 時間はすでに3時半を過ぎようとしています。 しかも今夜は長野市泊まり… これから飯島駅で1時間に1本の電車…