資料紹介

繭玉づくり&ビッグな書初め~その3

作品を飯島町文化館に展示しています。 2月末までの予定ですので、皆さん見に来てくださいね!

繭玉づくり&ビッグな書初め~その2

繭玉づくりに合わせ、4年目となる「ビッグな書初め」も行いました。 サイズは縦1.6m、横1mの紙です! 超ビッグな書初めは、縦4m、横5.7mです。 子供たちのあとで、今年県展選奨を受賞した飯島町の書道家、堀越寿嵓先生登場! まずは助走をつけて、 1画目…

スケート

羽生結弦くん効果で、世間ではスケートが大流行 たくさんのお客さんがスケートリンクに詰め掛けているそうです そんなスケート人気にあやかって、↑スケートです しかも下駄スケート 戦後生まれの方にもたくさんの思い出があるそうで、 年配の方々に絶大な人…

ウルトラ怪獣?!

山溝遺跡出土の土器を再整理のため撮影しています この土器、ウルトラQに出てきたケムール星人に似ていませんか?? ファインダーを覗いた第一印象です 土器の装飾にインスピレーションを受けて怪獣誕生!といえば、嬉しいのですが… ウルトラセブンにこん…

フクロウ?

縄文人の感性の見事さといったら!! 現代人は太刀打ちできません。 こちらは山溝遺跡から出土した土器の装飾部です なにに見えますか?? パッと浮かんだのがフクロウの顔 ブタの鼻!?にも見えたりします 果たして、どんな意味があるのでしょうか? 表は…

アイドルの団扇!?

今年の夏は蒸し暑いかと思ったら、急に涼しくなったり… 猫の目のように天気がクルクルと変わって大変でした そんななか、団扇は結構重宝しました こちらは収蔵資料のなかのひとつです。 小振りの団扇で、とても華奢なものです 表には昭和の女優「夏川静江」…

モダンデザイン

素敵なデザインでしょ! 文字盤の窓枠の曲線とか、文字盤に彫られた模様の繊細さとか… しかも時刻の部分、十二支ですよ! これは伊那県庁で時を刻んでいた時計です 陣嶺館に展示してあります 短針と長針のデザインもモダンですよね しかし!問題が… この時…

蕎麦猪口

皆さんご存知の「蕎麦猪口」 資料館に収蔵されているものです 飯島ではソバの花が真っ盛り 黄金色の稲穂と、真っ白なソバの花のコントラストが美しいです 蕎麦猪口に入れた少し辛目のツユに、新ソバをちょっとつけてツルツルっと! 楽しみ~!!

手ぬぐい

昨日、寄贈の申し出がありました「日本手ぬぐい」です 現在はパイル織りのタオルが主流ですが ほんの少し前までは手ぬぐいがメインでした 濡れてもあっという間に乾いてしまい、何度でも使えます 手拭に使ったり、布巾になったり…と用途はさまざま 使い込ん…

縄文土器にドキドキ

昭和40年代に中央道西宮線開設に伴う発掘調査がおこなわれました 飯島町でも山溝遺跡、尾越遺跡…などたくさんの遺跡が発掘され たくさんの土器や石器が出土しました これらの遺物は伊那市の考古資料館に収蔵されていましたが 今年、ついに飯島町へと里帰り…

団扇 その弐

なかなかカッコイイ団扇です 丸窓の中にはキリギリス そのまわりにホタルが飛んでいます さて飯島でもゲンジボタルが飛び始めました 7月6日(土)には与田切公園周辺でホタルの観察会も予定されています 午後7時に与田切公園野外ステージ側駐車場集合です …

団扇

竹つながり…というわけではありませんが、団扇です たぶん昭和の始め頃のものと思われますが… 丸窓を開けるなど、凝ったつくりです 泳ぐのは若鮎 日本の夏です

土人形

ナゾ繋がりですが… 陣嶺館に収蔵されている資料の中に、土人形が こちらは三番叟と思われますが… 歌舞伎の人形のほかにもたくさん 今話題の海女さん?と思われる人形も… 全体の雰囲気は大正浪漫!?なのですが、 三河人形のような、そうでないような… どな…

ナゾのランプ

ただいま飯島町歴史民俗資料館・陣嶺館の展示替えをおこなっています 昔から陣嶺館の灯コーナーに展示してあるランプ 「さかさランプ」と書かれています さかさランプって??? そしてこちらも同じく灯コーナーに吊るされていたもの 取っ手がとれた豆電球…

こて

この道具、見たことのある方いらっしゃいますか?? 「あら懐かしい」とか「使っていたよ~」という方、 是非連絡ください!! この道具の名前は「こて」です 火鉢などに先端を入れて熱し、その熱で布のしわをのばしました 今で言う「アイロン」です 着物を…

眼鏡肝油

最近寄贈された民俗資料を整理したときに発見!! ご年配の方には懐かしい「肝油」の文字が いろいろと調べたところ「メガネ肝油」(現ワカサ株式会社)のものと判明しました ポイントは「鼻めがね」のイラスト 明治17年(1884年)に大阪で創業した日…

お弁当

歴史民俗資料館に寄贈された資料の中にたくさんのお弁当箱が。 こちらは白木の箱の中に5段のお弁当箱が収納されています こちらは「汁物」をいれた容器 明治の中頃から流行した緑色の漆と朱漆のコントラストが絶妙! 段重ねのお弁当と言えば「ろくべん」が…

印判手の茶碗

明治時代に登場した印判(いんばん) それまで手描きで一つ一つ絵付けされていましたが 生産を効率化するために転写という方法が発明されました 型紙や銅版を使って「ガリ版」の要領で染料をプリントしたようです 印判の登場で、同じ絵柄のものを量産できる…

算盤

今日も赤穂南小学校のみなさんが陣屋へ 建物のなかには見たこともない道具がいっぱい そのなかで一番馴染みがあるのがこちら 「あっ!そろばん」 「わたし、習っているの」と嬉しそうです でもよーく見てみると、玉の数が違うことに気がつきます 「あれっ?…

針坊主

これ、なぁんーだ?? 年配の方は懐かしく 若い方は??でしょうか 先日、ご年配の方々に見ていただき、どんな名前で呼んでいたか聞いてみました 皆さん声を揃えて「針坊主!!」 「針坊主?」 「そうそう、懐かしいわね~ 頭に針をたくさん刺すでしょ だか…

青磁碗

若森社遺跡から出土した青磁碗の破片です 若森社遺跡は中世に活躍した「飯島氏」の館と推定されている遺跡で 天竜川近くの本郷区にあります 見込みの部分に掘り込まれた模様ののびやかさ この青磁碗の生まれは中国 海を渡り、陸路をはるばると旅をして飯島…

唐沢城の和鏡

飯島町の唐沢城から見つかった鏡で、二羽の雀がいるのが判りますか? 600年から700年前に作られた鏡です 唐沢城は天分3(1534)年に西箕輪中条の領主 唐沢隼人助源昌綱の子、 唐沢備前守義景が館を構えたのが始まりと伝えられています しかし22年後に武田氏…

これなぁに?

陣嶺館に所蔵されている婚礼道具のなかにいました 鯛??三匹 可愛いまん丸目玉とおちょぼ口?! この鯛、どうやって使われたのでしょうか?? 見たことある方、いらっしゃいますか??

三々九度

婚礼に欠かせないものの一つ、銚子と盃です。 三つ重ねの盃は朱漆塗りで、内側におめでたい模様の蒔絵が施されています。 三々九度の方法は地域によっていろいろのようですが、 代表的なのは次のとおりです。 小さい盃を受け取った新郎が三口(一口目、二口…

婚礼衣裳 準備

始まりました。 飯島陣屋の季節の展示「昔の婚礼衣裳と祝い膳」 前回の昔の暮らしちょこっと体験!に参加していただいた方が 展示作業を手伝ってくださいました。 町に寄贈された資料から、今回の展示に使うものを選び出します。 図面上では展示の企画案が出…

茶弁当

陣屋に展示してあるもので、お茶道具一式を運ぶためのものです。 必要なものがコンパクトにまとめられ、 なんと!お湯を沸かすことができる道具も入っています。 もともとは大名の道具で、参勤交代の時に茶弁当持ちが運びました。 その後有力な商人などにも…

押絵雛

明日、3月3日は雛祭り。 伊那谷はまだまだ寒く、早くに咲き始める紅梅でさえほとんど蕾です。 そのため伊那谷周辺では、4月3日に「月遅れの雛祭り」をおこなう家が多いようです。 昔からの行事は旧暦に合うようにおこなわれてきたため、 どうしても今の暦と…

代官所での暮らし 資料紹介 その3

貝殻のような形をしているこの器、 何に使われたと思いますか?? 答えは「紅皿」、 江戸時代の口紅です。 当時の口紅は「ベニバナ」から取り出した赤い色素を 小皿の内側に塗って販売していました。 「紅一匁は金一匁」と言われるぐらい高級品で、 長い間、…

代官所の暮らし 資料紹介 その2

代官所に住んでいた人々の暮らしを伝える文書は ほとんど残されていません。 しかし、陣屋跡から出土したたくさんの遺物が、 手掛かりを与えてくれます。 今回紹介するのは餌猪口(えじょく)です。 餌猪口は小鳥の餌や水を入れておくための容器で、 大きさ…

代官所での暮らし 資料紹介

飯島陣屋の跡地を発掘したときに、たくさんの陶磁器が出土しました。 出土品の多くは、日々の食事で使った湯呑、徳利、盃などの食膳具です。 このほかに、陣屋で使われていた事務用品(硯、水滴)も出土しています。 たくさんの出土品の中でも特に目を引くの…