印判手の茶碗

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明治時代に登場した印判(いんばん)
それまで手描きで一つ一つ絵付けされていましたが
生産を効率化するために転写という方法が発明されました
型紙や銅版を使って「ガリ版」の要領で染料をプリントしたようです
印判の登場で、同じ絵柄のものを量産できるようになりました
 
使った染料もそれまでの呉須(ごす)にかわり、酸化コバルトを使うようになったので、
濃くハッキリとした青が特徴的です
 
このお茶碗も印判手(いんばんて)です
右のお茶碗には型紙の合わせ目がはっきりと残っています
 
小ぶりで可愛いお茶碗です♪