代官所での暮らし 資料紹介

イメージ 1

イメージ 2

飯島陣屋の跡地を発掘したときに、たくさんの陶磁器が出土しました。
出土品の多くは、日々の食事で使った湯呑、徳利、盃などの食膳具です。
このほかに、陣屋で使われていた事務用品(硯、水滴)も出土しています。

たくさんの出土品の中でも特に目を引くのが、この「合子」です。
合子(ごうす)は化粧道具ともいわれますが、薬なども入れていたようです。

代官所というと男性のイメージが強いようですが、
敷地内には代官の直属の部下である手代たちの家族も住んでいました。

繊細で美しいこの合子の持ち主は、誰だったのでしょうか??