アフリカの皆さんの文化体験

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先日、
アフリカの皆さんが大勢でお越しになりました。
JICAの青年研修事業で
母子医療を学びに来日している9カ国12人の皆さんです。
お国は、ガーナ、シエラレオネアンゴラタンザニアスーダンなど…。

10日あまりの研修日程のうち、
わずか2時間、日本の文化体験を飯島陣屋で、との趣旨で
ご来館くださいました。

陣嶺館で日本が誇る5000年前の縄文文化に触れていただいたあと陣屋へ移動。
「ここはサムライオフィス」と説明し、サムライをご存じかお聞きしたところ、
皆さん知っていらっしゃるようでした。
映画の「ラストサムライ」もご覧になったとおっしゃっていました。

まず囲炉裏端でお茶とたくあんを召し上がっていただきました。
たくあんが珍しそうでした。
いろりに火がないのはさびしいので火をつけましょうか、と
火打ち金と火打石を取り出したところ、
皆さんのお国でもとっくの昔の道具だそうです。
初めて手にされた道具ですが、男性2人はうまいもので
10秒ほどで着火しました。
つぎに女性の皆さんが挑戦したのですが、これがなかなかつかない・・・。
「なんでつかないの~」とあきらめられず粘るんですが、
となりの誰かが茶々を入れて笑いを誘います。
日本人と同じ光景ですね。

続いて、糸つむぎの実演をお目にかけました。
昔はこれができて、機織りができないとお嫁にいけなかったのよ、
との説明を聞きながら、食い入るようにご覧になっていました。

最後は、和装を体験していただきました。
よほどうれしかったらしく、すごいはしゃぎようでしたよ。
男性は「サムライになれる!」と本当に純粋に喜ばれました。
(洋服の上からですが)いざ着付けたあとは写真を撮りまくっていました。

予定の2時間をオーバーして帰っていかれましたが、
帰り際の握手攻め。
本当に楽しかったという気持ちが伝わってきました。