文化財めぐり

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昨日11月3日文化の日
毎年恒例の「町内文化財めぐり」を開催しました。

今年で19回目になる文化財めぐり、
飯島宿周辺の文化財を探訪しました。

まずは、飯島陣屋。
参加者は何度もご覧になっている町内の皆さんが多かったので、
ふだんはあまり説明しない
戦国大名武田氏の代官陣屋」
「飯田城主脇坂氏の代官陣屋」
でもあったことをお聞きいただきました。

六地蔵堂では、
今から200年前ごろ、なんと女性グループが
二十三夜の月待ち講をやっていて、
その石碑を建てていたことを聞いてビックリ。

500年前ごろに築かれたと思われる十三塚は、
今では住宅地になっていて塚は残っていませんが、
2,720枚の銭の入った壷が掘り出された場所が地図に残されていて
その場所はそこだ!と指差されてこれまたビックリ。

1593年成立の伊那街道飯島宿については、
本陣・脇本陣をはじめ○○屋など、道々
詳しい話を聞くことができました。

そして、宿場中心の本陣の庭園内に立つ「大島蓼太の句碑」は
貴重な石造文化財
レプリカは飯島町歴史民俗資料館・陣嶺館の庭に立っていますので
いつでも見られるのですが、
本物は個人の庭園なので、この機会にありがたく拝見しました。

町中の子供の遊び場でもあった白子稲荷や、
200年前に再造立された六地蔵におまいりして、
樹齢300年の町天然記念物のヤマフジを見ました。

元は荘福寺という寺の跡で、明治以降は
平成13年まで村役場、町役場があった場所で昔を懐かしみ、
最後は伊那県の一の宮にもなった梅戸神社を見学しました。

歩いた距離は2キロ少しくらいですが、
町中には昔の面影がたくさん残っていました。
車では気がつかないですが、
やっぱり歩いてみるといいですね~。