五平餅は伊那谷を代表する食文化のひとつです。
今回は五平餅の作り方を紹介します!
(飯島陣屋こどもの日に取材してきました)
五平餅に欠かせないのがクルミ。味噌に使います。鍋で煎って殻を開けやすくします。
取り出したクルミを擂鉢ですります。左の女の子が手にしているのは山椒です。
飯島の五平餅には欠かせないものです。
この山椒の葉を擂鉢の中に加えて混ぜ、砂糖と味噌で味を調えると「タレ」の出来上がり。
炊き上がったご飯をすりこ木でつぶします。少し粒が残るぐらいの「半殺し」を目指します。
結構力が要るので、子供たちは交代しながらつぶしていました。
「半殺し」にしたご飯を丸めて平たくします。ご飯が熱いうちに形を整えるので、大変な騒ぎです。
大きさはいろいろ。このあと竹の串に2個刺して囲炉裏で焼くのですが、欲張って大きくすると
焼いている途中で落ちてしまいます。
これだけ並ぶと壮観!です。途中で山椒味噌を塗って焼くのが普通のようです。
出来上がり!
とっても美味しくて一人で3串食べた子供もいました。
こんな美味しい郷土食。
ずっと残したいですね。 御馳走様でした!