春祭り

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

伊那谷に春の訪れを告げる氏神さまのお祭りが始まりました。
飯島町にはたくさんの神社があり、獅子舞が奉納されます。

伊那谷の獅子舞は「屋台獅子」と呼ばれるもので
お囃子が入った屋台に幌(獅子の胴体)をかけ、練り歩きます。
この「屋台獅子」は伊那谷独特のもので、高森町の瑠璃寺が発祥の地と言われています。

今回紹介する獅子舞は伊那谷の獅子舞の源流とも言える「瑠璃寺」のものです。

瑠璃寺の獅子舞は長さ7mの巨大なもので、さらに宇天王が獅子の綱を持ち、
獅子を先導していきます。

飯島の獅子舞では宇天王が姿を消し、おかめ・ひょっとこが登場します。
また獅子花も変わっていて、瑠璃寺では獅子の尻尾になっています(2番目の写真)。

江戸の終わりから明治頃に飯島へ伝わった屋台獅子。
少しづつ、形をかえて伝わったようです。

飯島陣屋日記では飯島の各地に伝わる獅子舞を紹介していきたいと思っています。