自然のホタルの観察会

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飯島町生涯学習センター「飯島の宝 発見プロジェクト」の第1弾として
7/2にホタルの観察会を開きました。
予想以上の方に集まっていただき、うれしい悲鳴でした。
舞ったホタルの数も予想以上で、参加者大満足の夜でした。

この場所は、
H20から中央公民館社会部の皆さんが
「飯島の原風景」を取り戻して公民館活動の場にしようと
草刈・支障木除去・小川の保全を始めたところ、
H21に3匹、H22に20匹のゲンジホタルが舞いました。
今年はまだ出始めですが、その数倍が確認されています。
田切川左岸の段丘付け根の小川で発生したホタルが
田切川の上を乱舞しています。
中公社会部の皆さんは、
田切公園でもホタルが舞うとすばらしいね、と
夢を語っていましたが、すでに
公園の野外ステージあたりまで飛んできています。

養殖カワニナや他地域のホタル幼虫を放流することは
遺伝子の撹乱など悪影響があります。
ホタルはたしかに魅力的ですが、
ホタルだけを過度に増やすのは
生態系を崩してしまうことになります。
この場所では、
周囲全体が昔の環境に近づいて、その結果ホタルが増えてきたと思われ、
喜ばしい限りです。

ついては、今週木曜日7/7にもう一度観察会を開きます(雨天中止)。

 ■集合場所 与田切公園の東側(野外ステージ側)駐車場
 ■集合時間 午後7時
 ■その他  一部ぬかるんだ道を歩きますので、履物は長靴が安心です。
       真っ暗な道を歩きますので、懐中電灯を持参してください。
       事前予約は不要、参加料も無料です。

なお、
今年は発生が遅く、ここではまだ出始めと思われます。
観察会に来られない方も来週までは十分楽しめそうです。
ホタルがよく舞うのは、
どんより曇りで湿度も気温も高めの風のない夜です。
舞い始めるのは日没後30分から1時間ちょっと。
その後休憩しておいて、真夜中の12時ごろからも飛びます。

ゲンジのピークが過ぎると、田んぼなどでヘイケボタルも舞い始めます。
フィールドミュージアムいいじま
のみなさんが調査された「飯島町ホタルMAP」を
飯島町HPで紹介していますのでご参照ください。
http://www.town.iijima.lg.jp/index.php?f=hp&&ci=13521&i=13729