真冬の陣屋で1泊2日

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1/30~31に、
町内の親子20人が参加して
「真冬の陣屋で1泊2日」をおこないました。

昨年は「キミは寒さに耐えられるか」のサブタイトルをつけて2月に開催したところ
「2月としては史上最も暖かい」と報道されたほどの日でちょっと拍子抜けでしたが、
今年は結構寒かったですよ。

ストーブなど現代の暖房器具がないところで、
板戸と障子を閉め切っても隙間風の吹いてくるような陣屋で、
朝9時から翌日の正午までの27時間を過ごしました。

調理は釜戸と囲炉裏、点火には火打石。
昔ながらの鉄のお釜と鍋。
100年前の暮らしをイメージして、食事のメニューは子供たちが考えました。

1日目の昼は「ご飯と味噌汁」、夜は「おつみり(すいとん)と焼き鳥」でした。
2日目の朝はご飯は炊くけどあとは残り物で、といことでしたが、
放し飼い鶏の有精卵の差し入れがあって、ありがたくいただきました。

「焼き鳥」なんて100年前にはなかったかもよ、とは言ってみたものの、
鶏なら飼っていたんじゃないの、ということでOKとなりました。

ご飯も味噌汁も、そりゃおいしいなんて。
うまくおこげのご飯が炊けて、ぜったいに家では味わえない味です。
男の子も女の子もおかわりして食べていました。

昔ながらのおやつもおいしかったですよ。
小麦粉に水を入れて、ありあわせの野菜を入れて焼いた
このあたりで「やきもち」とか「薄焼き」とよんでいるおやつです。

ところで、寒い中で27時間も何をして過ごしたかというと、
寝る時間と食べる時間以外はひたすら「よろい」「かぶと」を作り続けました。
厳寒期の宿泊体験では、1つのことを夢中にやってもらいたかったんです。

じつは、参加者のみなさんは、ここで作ったよろいかぶとを着て、
次回(3月)の催しで「戦国時代の合戦」をすることになっているのです。

おととしにもやった企画なんですが、
本当の戦国時代の山城で、城を守る軍と攻める軍が激突するのです。

篭城軍は山の中にいろんなワナを仕掛けて守り、
攻略軍はそれを突破して山頂の本丸を目指します。
大人も夢中になって楽しみますよ~。
楽しみながら、そこが本当の戦国の城だったことを味わうんです。

この模様は、また後日お伝えします。