子供たちで大賑わい

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発掘調査やら何やらに追われ、
久しぶりの書き込みとなってしまいました。

その間も、飯島陣屋は元気でしたよ。
この4月、町内の小中学校の子供たちに
子供パスポート「御免手形(ごめんてがた)」を配ったのです。
すると、これまで静かだった夕方の陣屋が、とつぜん賑やかになりました。
近くの子や帰り道にここを通る子たちが、
学校帰りに寄っていくようになったのです。

「道草くっちゃダメじゃないか!」とのお叱りも
最初はあったのですが、
家に帰っても一人だったりする子たちの
放課後の居場所づくりの意味合いもあって、今は支持されています。

ゲームや遊具がありませんので、
何もないところで自分で遊びを見つけられない子たちはだんだん飽きてきて
立ち寄らなくなったことは残念ですが、
毎日のように数人~20人ぐらいの子たちが
宿題をしたり、庭で遊んだり、火打石で火をおこしたりしていきます。
閉館時までいる子は、雨戸(板戸)を閉めるお手伝いもしてくれています。
戸車のついていない雨戸を、戸袋から「よいしょ」とレールのない桟にのせて、
滑らせて出し入れするのも、やってみると面白いのです。
昔ながらのカギにも、子供は興味津々です。

みなさん、
安全な飯島陣屋で、遊びながら知らず知らずに
歴史の雰囲気を感じていってくださいね。

  写真は上から
  ・御免手形の見本
  ・御免手形に代官のイラストの判を押す
  ・駕籠に乗って大はしゃぎ
  ・雨戸を閉めるお手伝い