春到来!通常開館の季節です

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12月15日~3月14日まで冬季休館(予約により開館)していましたが、
いよいよ冬眠から覚め、通常開館の季節となりました。
早速ご来館くださった皆さま、本当にありがとうございます。

これから9ヶ月間は予約なしでも開館しています。
でも、大勢の皆さんで来られる際は、できるだけご予約をお願いします。
ご予約いただいていると見学後の「いろりでのお茶のサービス」がスムーズです!
少人数でしたら、その場で「いろりのおばちゃん」がお茶を入れてくれますが、
大勢だとこれが大変なのです。
少人数でも、学芸員の案内をご希望の場合はご予約くださいね。

庭の紅梅はもう散り始めですが、白梅が咲き始めました。
ちょっと弱ってきている白梅なんですが、
ピンクの花もつくという「咲き分け」の梅の木です。
しかも八重の花で、珍しがられています。
レンギョウも、もうじきです。
スイセンの芽も伸びてきました。

ところで、昨夜、中央公民館の「家庭料理・食育講座」が
陣屋の台所でおこなわれました。
昔ながらのいろりとかまどを使って、地域の食文化を考える催しでした。

受講者の皆さんが春の野草を持ち寄って、おつゆや和え物、酢の物にてんぷら。
野草の種類がすごいです。
はこべ、あさつき、ふきのとう、よもぎ、クレソン、すぎな、カンゾウ
キクイモ、ふきの葉、わさびの葉、なずな、しめじ、ねんぶる(ノビル)…
かまどで炊いたご飯でつくる牡丹餅には、あずき、ごま、えごま、くるみ。
ほかにも漬物や保存食が10種類も持ち寄られました。

いろりやかまどで昔ながらの調理をおこなった皆さん、
ガスや電気の調理器具がないぶん手間がかかりますが、
その不便を楽しんでいただけたと思います。
調理も、もちろんそのあとの食事も大満足だったようです。
食後にはリンゴを天日干ししたお菓子を添えて
抹茶をいただいたそうです。

これぞ、地産地消スローライフ
今後も、食育学習にぜひ飯島陣屋を役立ててください!

なおなお、
写真は明るさを補整してあります。
「ストロボを焚くと、いろりの雰囲気が消えてしまう」
という筋金入りのカメラマンが撮った写真ですので、
元のまま載せたいところですが、それにしても暗いのです。
(Tさんゴメン)