戦国動乱!飯島城の戦い2014~その1

2014年3月2日、今年も本物の城跡で親子軍vs地域の大人軍の激しい戦闘が繰り広げられました。飯島町生涯学習センターの「タイムトラベルクラブ」の今年度9回目の催しです。
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城を守る防衛軍は、地元本郷区の公民館関係者や子ども広場サポーターをはじめ、町内で地域づくりに携わる皆さんです。広大な飯島城の一角に本陣を構え「本郷軍」の旗を立てました。戦いは、制限時間内に互いの軍旗を奪い合うルールです。
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軍旗を立てた本郷軍は、軍勢の配置や前日から仕込んだわなの確認など、戦闘開始まで軍議に余念がありません。
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そのころ、本郷公民館では城を攻撃する親子軍の軍議も始まっていました。ジャポニカ学習帳にびっしり作戦を書き込んできた6年生が大将に選ばれ、綿密な作戦が披露されます。中学生やほかの6年生の意見も入れて、子どもたちをほぼ同一戦力の2隊編成とし、軍旗は親を中心に守ることにしました。
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今回は、過去の戦いにはなかった「指令書」が親子軍に届いていました。「まづは城山を目指すべし」と書かれています。城山は城の東端。東西800mに及ぶ広大な城跡の端から端まで歩いて地域の歴史を体感してもらおうとの事務局側の策略です。
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親子軍の名前は「大夢虎鐘軍」。これでタイムトラベル軍と読みます、と紹介されると親の皆さんの間でどっと笑いが起こりました。大きな夢を抱く戦士が虎のように戦い勝利の鐘を鳴らす、とかこつけました。
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わざわざ国道を通り、お店の前や車に向かって雄たけびを上げました。「我々はタイムトラベル軍なり!ただいまより飯島城に馳せ参ずる!敵が守る飯島城を打ち落とすなり!」
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飯島城跡は目の前です。