陣嶺館の特別開館をおこないました。
子供さんから年配の方まで
大勢お越しくださり、ありがとうございました。
「新聞記事を見た」と、
遠方から来館された方もいらっしゃいました。
去年から、
田切地区の南割遺跡発掘調査でいい土器が出たと話題になったり、
公民館と共催で「縄文土器講座」を6回開いたり、
加えて今回、
陣嶺館の考古資料の展示を充実させたりしましたので、
ここのところ、
大勢の皆さんに郷土の大昔を感じていただけているのでは
と思っています。
子供のころ、畑でさんざん土器を拾ったとか、
矢じりを拾って宝物にしていたとか、
そんな思い出話をしてくださる方が大勢いました。
「土器拾い」は、
50代以上の皆さんにはたいてい経験があるようです。
そのころまでは大昔の人が暮らした地面が残っていたんですね。
今の子供たちはそんな楽しみを知りません。
ゲームばっかりやっているから・・・ばかりではありません。
今、土器が拾える場所は町内でもごくわずかしかないんです。
せめて、陣嶺館に土器や矢じりを見に来た子供たちに、
すごい！、おもしろい！、
心に残してもらえるようにと思って話をしましたが、
こちらの思いは通じたかなぁ。
今後も、予約をいただければ陣嶺館は開館しますので、
ご希望の方はどうぞお電話ください。
